- オーストラリアと日本人 考え方の違い
日本人的な感覚からすると、自分の家にお金を払ってもらって(もらってなくても)外国人を滞在させるとなると、料理は日本の物を用意しよう、休みの日には観光案内をしてあげよう、などと、いろいろおもてなしをしよう!(しなくては!)と張り切ってしまうかもしれません。ですが、オーストラリアでは若い頃から、一人暮らしをするよりも、フラットシェアやルームシェアなどの生活スタイルで、他人と共同生活をすることが、ごく一般的に行われています。そのためか、オーストラリアでは家庭を持ってからも外国人学生を自宅に迎え入れて、共同生活(ホームスティ)をすることが比較的気軽に行われています。理由も気軽な場合が多く、部屋も余っているし、子供の教育にも良いからといったものが多く見られます。
外国のホストファミリーというと、大きな家に両親と子供が二人(もしかしたら犬も一匹)というイメージが浮かんでくるかもしれません。もちろんそういう家庭もありますが、最近は離婚率も増え、受け入れ家庭が母子(父子)家庭であることも少なくありません。その家の子供があなたと同年代であるとも限らず、既に子供が独立した老夫婦や、まったく子供のいない家庭の場合もあります。また、映画やテレビで見るような、豪邸に住む方達はほんの一握りで、大方は慎ましい生活をしています。
KOOR国際文化交流会では自社日本人スタッフによる視察後、お勧めの家庭を手配していますが、実際に滞在してみないと見えてこない問題もあります。気になる事があったらいつでもスタッフに相談して下さい。KOOR国際文化交流会では滞在者の意見を聞き、問題解決に努めています。以前滞在していた人や友達からこの家庭は良い、悪いという話を聞く事もあるでしょう。ですが本人同士の相性や、心構えなどでもホストファミリーに対する見方は大きく変わってくるものです。
ホームスティを成功させる(ホストファミリーと仲良く生活をし、オーストラリアの文化を学ぶ)には滞在する人の心構えも非常に大事です。お金を払っているから世話してもらって当然、という感覚ではうまくいきません。各家庭にある基本的なルール(門限、就寝時間、食事の時間、トイレ、入浴、洗濯、掃除、電話など)を守り、家族の一員だと言う事を意識して、お世話になっているという謙虚な気持ちでの滞在を心がけてください。
どの家庭に入っても「これも何かの縁」という事と、「気に入らないから出て行く」といった一方的な姿勢でなく、まずは話し合いなどをして、お互いに歩み寄れるようにしていこう、という気持ちを持って欲しいと考えています。KOOR国際文化交流会ではその為に滞在中の問題解決サービスを行っています。
どんな時でも問題があったら積極的に解決しよう、異文化を理解しようという心構えが大切ですし、どんな時でも前向きに取り組むというのは今後の皆さんのオーストラリアでの滞在にも有意義な事のはずです。
- 英語について
ホームスティをしていてやはり一番困るのは言葉が通じない時ですが、言葉が判らない時は、素直に解らないと言う事が大切です。質問があれば、遠慮せずにどんどん積極的に質問しましょう。辞書を持って話し掛ければ、解らない単語があっても、ホストファミリーの方も手伝ってあげられる事でしょう。
「英語が話せないから話さない」、「話せるようになってから話す」という気持ちではいつまで経っても英語力は伸びません。口に出さなくては、言葉はいつまで経っても上達しませんし、間違いを指摘されて初めて理解できる事もたくさんあります。家では部屋に閉じこもったりせず、ホストファミリーとの時間を持つようにしましょう。
- オーストラリアの食事について
食事は月曜日から金曜日は朝食と夕食、土日の週末は朝昼夕の3食が滞在費に含まれています。オーストラリアでは殆どの家庭で朝食はセルフサービスとなっています。"Help your self!"と言う言葉を良く耳にしますが、これは「自分で用意して食べなさい」というのではなく、「お好きにどうぞ」というニュアンスです。棚に入っているいくつかのシリアルやパンなどから自分の好きなものを選んでジャムやバターを塗ってコーヒーやミルクと食べる、といったように朝食は比較的手軽なスタイルが多く見られます。
夕食も、オーストラリアの一般家庭の食生活はそんなに豪勢なものではありません。味付けも日本と比べるとシンプルなものが多く、お肉なども焼きあがった後で、自分の好みで塩や胡椒で味付けをして食べる事もよくあります。
また、どうしても食べられないものやアレルギーなどは前もって伝えて下さい。おいしくないからと言って何でも残すのはよくありませんが、変に遠慮したり、ごまかしたりするのはかえって失礼です。
キッチンはファミリーの許可を得れば利用して構いませんし、特に好きなものがあれば、自分で買って冷蔵庫に入れておくのも良いでしょう。どんな時でも後片付けを忘れずに、使ったものは元の場所に戻しておきましょう。
- 洗濯について
洗濯の仕方は各家庭によって様々です。洋服は家族のものと一緒に洗い、下着は自分で洗う、という家庭もあれば自分の物は自分でという家庭もあります。自分の家庭のやり方に従って下さい。家族のものと一緒に洗濯してくれる場合は、干す時など何らかの形で手伝いたいものです。自分で洗濯するように言われた場合は、洗濯機などの使用法をきちんと聞いてから利用しましょう。洗面所やバスタブの中で洗濯することは避けてください。
また、オーストラリアの家屋は湿気がこもりやすい為、室内に洗濯物を干す事は、極端に嫌がられます。洗濯物は必ず外に干すようにして下さい。
- 電話について
ホームスティ先の電話を利用する場合は、必ず一言ファミリーに断りましょう。オーストラリアと日本とでは最大で2時間の時差があります。特に小さい子供がいる家庭では夜中の電話は迷惑がられます。緊急時以外は夜21:00から朝09:00の間の電話は慎みましょう。日本の御両親や友人達にもオーストラリアの家庭の習慣を教えてあげて下さい。ホームスティ先で電話を使わせてもらう際は市内通話で1回40セント程支払うのが一般的です。
市外通話や携帯電話にかける場合は、オペレーターを通して通話料金を知らせてもらい、その通話料をファミリーに支払うか、コレクトコール(料金受信人払い)を利用します。国際電話の場合は、コレクトコールが望ましいですが、ファミリーによっては電話の利用をノートなどに残し、料金は後払いという所もあります。
一番迷惑がかからず、通話料も安く押さえられる方法として、プリペイド式テレフォンカードのご利用をお勧めします。これなら電話機を借りても、市内通話料しかからないのでホストファミリーにとっても一番よい方法といえるでしょう。
いずれにしても、最初によくホストファミリーと話してルールを確認して下さい。また、いくらお金を払っているからと言って、長電話は禁物です。ただ携帯電話を利用するのが、一番適当かもしれません。KOOR国際文化交流会では、無料で携帯電話をレンタルするプランをご案内しています。お問い合わせ下さい。
- オーストラリアでのお風呂の習慣について
オーストラリアでは日本のようにお風呂(湯船)に入る習慣がありません。シャワーを使うのが一般的ですが、シャワーにしても、日本よりも短く、5分から10分で済ますというのが一般的となっています。シャワーの時間を短くする大きな理由としては、限りある資源を大切にするという事が挙げられます。大陸のオーストラリアでは、年中どこかしらで、水不足が取りざたされています。また、それ以外に、給湯システムの違いも理由の一つです。オーストラリアの給湯システムは、タンク式が一般的で、長時間(10-15分程)お湯を出しっぱなしにするとタンクにたまっていたお湯がなくなり、お湯がたまるまで30分ほどお湯が出なくなります。シャワーはできるだけ短い時間で利用するようにしなくてはいけませんが、身体を洗う時はお湯を出しっぱなしにせずに、少しずつお湯を出して使うというのも一つの方法です。
- .整理整頓
オーストラリアの住宅は湿気に弱いため、部屋に誰もいない時は部屋のドアを閉める習慣がありません。突然の来客時にホストが恥をかかないようにも毎朝のベッドメーキング、整理整頓を心がけてください。また、自分の寝室だけでなく、皆が使うバスルームなどもいつもきれいにしましょう。
- 喫煙について
オーストラリアの家庭ではほとんどが屋内では禁煙です。喫煙は必ずホストファミリーの承諾を得て下さい。屋外でなら喫煙を構わないという場合でも吸殻はきちんと片付けるようにしましょう。
- 日本の生活スタイルを持ちこまない。
オーストラリア人から見ると日本人は水や紙などを粗末にしすぎているという意見をよく聞きます。限りある資源を節約するのは、もうオーストラリアだけの常識ではありません。
夜更かしにも気をつけましょう。オーストラリアの家庭は大抵早寝早起きです。日本のように深夜までテレビを見ていたりしないで、オーストラリアの習慣や家庭のルールに従って下さい。
- その他基本的なルール
食事や約束に遅れる場合は必ず連絡を取って下さい。(皆が心配しますし、他の人と生活をする上での基本的なルールです。生活に慣れるまでは外出時は行き先、帰宅時間などをホストファミリーに伝えておくと良いでしょう。)
異性は自分の部屋に絶対に入れない、友人を招待する時はホストファミリーに事前に確認をする、外出時は必ず玄関のカギをかける、などの基本的な事も忘れないようにして下さい。
ホストファミリーのプライバシーも尊重して下さい。また、積極的にコミュニケーションを取る事を心がけてください。
- ホームステイに向く方、向かない方
ホームステイの基本的な目的は、オーストラリアの家庭に滞在し、オーストラリアの文化を学んだり、他国の人との生活を通して、自分の視野を広げることです。日本での生活と同じ状況を望む方、また柔軟性のない方には、ホームステイプログラムはお勧め致しません。また、ホームステイはホテルではない点を十分ご理解下さい。基本的に家族が皆さんの生活スタイルに合わせることはありません。皆さんが家族の生活スタイルに合わせることが基本になります。それがホームステイの目的です。そのため、食事に希望や制限のある方、自分の生活スタイルを基本とするいろいろな希望などを持つ方にはホームステイプログラムはお勧め致しません。そのような方には、自分のペースで自由に生活出来るルームステイ、もしくはホテル滞在、アパート滞在をお勧め致します。
- ホームステイに含まれるもの、含まれないもの
一般のホームステイには、含まれるもの、含まれないものがあります。
含まれるもの
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安全な生活環境・英語を話す環境・個室・三食の食事(家庭により二食)・光熱費
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含まれないもの
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自分のコンピュータを持ち込むためのインターネット使用環境 (ただしプロバイダ、ブロードバンド使用料など接続料は別途必要) ・家族がコンピュータを持っていて、そのコンピュータを学生が使用出来る環境・専用バスルーム |
- ホームステイ先のペットと子供の有無について
オーストラリアの家庭では、子供がいない家族は犬や猫などのペットがいる場合がほとんどです。これは日本とオーストラリアの文化の違いでもあるかもしれませんが、一般的にホームステイをされるご家庭は、人やペットなどとの生活や時間の共有を大事にされます。よって、家族が少ない(子供がいないなどの)ご家庭のほとんどはペットを飼っています。
従って、子供がいる家庭がNO、ペットがいる家庭がNOという希望を持たれる場合、該当する家族は非常に少ないため(全家庭に対して5%未満)、出来る限り優先順位をつけて頂くようお願いします。(例)子供は小学生未満は無理だが、小学生以上はOK、ペットは犬や猫ならOKなど。
- ホームステイアレンジのタイミングについて
ホームステイは通常、皆さんの到着予定日の6週間前ぐらいから確認のご連絡を始めます。
- 空港出迎えについて
空港ピックアップ申込みの方は担当会社スタッフが出迎え、ホームステイ先までお連れします。空港出迎え費用は$110となります(片道)。皆さんが個人でタクシーなどで行く事も可能です。通常、この場合は$110より安くすみます。
*KOOR国際文化交流会の空港出迎えは、弊社で行うか、「キャッスル・ツアー」という会社に依頼しています。両社とも損害保険などに加入済みで、州の正式な登録がされています。
- ホームステイ滞在可能期間、延長について
KOOR国際文化交流会のホームステイは、学校とは別に申し込むことが可能です。例えば、学校を決めるのに視察してからという方は、最初に数週間ホームステイだけをお申し込み頂く事や、学校を4週間、ホームスティを8週間というお申し込みも可能です。
注意:ホームステイの延長は、2週間前が条件となっているので、2週間のみの予約の場合、延長が難しくなる場合があります。申込み期間はご自分の滞在希望期間を予めお申し込み下さい。
- 各学生とホームステイをどのようにマッチするの?
先ず、申込書に希望、ホームステイの開始日、終了日などを書く項目があります。ご記入頂いた申込書をホームステイコーディネーターが受け取り、そのご希望に出来る限り近い家庭をご紹介するようにしております。アレンジ基準は、空き状況と皆さんのご希望を照らし合わせながらコーディネーターがアレンジ致します。しかしながら100%ご希望に合う家庭をご紹介出来る保証は出来ませんので、ご理解下さい。
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